のぼりの思い出
商いをしている店ではのぼりは必須アイテムですし、大きなイベント会場であれば絶対にと言えるくらい必要で、お祭りなどでは神社で大きなのぼりが掲げられています。
このように、私たちの生活において見かけた事のない人は一人もいないでしょうし、見たくなくても目に入ってしまうのがのぼりですので、無意識のうちに見ているものです。
そんなのぼりは店にとってどれくらい重要な比重を占めているのか気になるところですが、まず私が忘れられない思い出が1つ有り、ちょうど小学6年生の頃の話で、内向的だった私は学校になじめずに、いつも一匹狼のように毎日を過ごしていました。
物思いにふけながら下校していると、家の近くで石焼き芋を売っているおじちゃんがいまして、何やら私の前で足を止めて「食うかい?」と声をかけてきまして、それに対して私はこくりと首を縦に振り、一本のイモを取り出して半分に割って私に片方を私にくれたわけですが、その車に掲げられている「のぼり」が赤々と熱気のようなものを感じ、温かみさえ感じるわけですが、その甘くておいしいイモをほおばりながら、涙を流している自分に気が付き、気が付いた時には焼き芋のおじさんに人生相談をしていました。
その優しさと優雅に風に揺られていて、自由に動いている「のぼり」姿が今でもリアルに読みが利ますし、のぼりに関して最大の思い出であり最高の思い出でもあります。
言ってみれば、私の転換期でもあり人生を救ってくれたと言っても過言ではなく、母親のいない家庭で育った私には、とても深くて心に染みる出来事だったのです。
のぼりと季節
のぼりは店を宣伝するアイテムとしては欠かすことの出来ない世の中となっており、広告の1つとして手軽で目立たせることができ、効果的な商品なのですが、あなたも近所を少し歩いているだけで、沢山ののぼりと出会う事になるでしょうし、イベントの催しものに相応しいのぼりを立てている光景を見かけることが出来ると思います。
特に年末年始は忙しいものでしては、年初めになればデパートなどで一斉に「初売り」とかお年玉セールとして、イベントが開催されますし、福袋なども有名ですよね。
2月になればバレンタインデーと書かれている「のぼり」が立てられ、3月になれば同じコーナーにバレンタインデーとしてのぼりが立て変えられていることになります。
春になれば入学シーズンとなり、「新入生、入学式」と書かれているのぼりが店頭に並び、このようにして1年の間、季節によって様々なのぼりを見ることが出来まして、イベントの数だけのぼりは立てられているわけでして、それ以外にもセールとか安売りというのぼりが立てられる事もあり、全ての種類ののぼりを数えると、数万ジャンルにも及ぶことになるわけで、それだけでものおぼりの需要があることが分かります。
「バーゲン」とか「セール」と書かれているのぼりを見ると、見慣れているはずの文字なのに、お店の中を覗きたくなってしまうものでして、そう考えると何気なく見ているのぼりですが、その効果と言うものは抜群であることが伺えますよね。